コントロールコンテナツール: Alteryx ワークフローを部分的に条件付きで実行する
はじめに:
Alteryx Designer 2023.1 版のリリースでは、新たなコントロールコンテナツールが導入されワークフロー、マクロ、または分析アプリ内で条件付き実行することが気軽にできます。この記事でコントロールコンテナツールの使用方法をご説明します。
ツールの使い方:
コントロールコンテナツールには、入力アンカーと出力アンカーがあります。 任意の入力アンカーを別のツールに接続する時に、コントロールコンテナがアクティブになり、それ以外の場合はツールコンテナとして働きます。出力アンカーは、ツール内で実行されたアクティビティのログに関するメッセージを配信します。
ツールの構成はツール コンテナーの構成と似ています。
以下に示すようなデータセットを参考にしましょう。
このデータを分割する条件としてフィルターを使用し、フィルターの結果がコントロールコンテナー ツールに供給し、以下に示すようにワークフローが実行されます。
同様に別のコントロールコンテナを使用し、フィルターツールの false 条件も実行されます。
注意点
コントロールコンテナツールは Alteryxマルチスレッド処理 (AMP) と互換性があるため、AMP が無効になっているワークフローで実行するとツールはエラーを表示します。コントロールコンテナツールを使用する前に、AMP を有効にしていることを確認してください。
最後に:
コントロールコンテナ ツールを使用すると、気軽にワークフロー内で実行順序を割り当てることができるようになりました。